H2S
硫化水素
水素原子2つと硫黄原子1つからなる化合物。腐卵臭を持つ有毒な気体。
化合物
身近な場面
硫化水素は温泉の「硫黄の匂い」の正体です。火山ガスや下水にも含まれ、高濃度では生命に危険な有毒ガスです。化学分析では金属イオンの検出に利用されます。
H₂Sが登場する化学反応式
Zn + H₂SO₄ → ZnSO₄ + H₂
亜鉛と希硫酸displacementZn + H₂SO₄ → ZnSO₄ + H₂
亜鉛と希硫酸displacementH₂SO₄ + Ba(OH)₂ → BaSO₄ + 2H₂O
硫酸と水酸化バリウムの中和中和FeS + 2HCl → FeCl₂ + H₂S
硫化鉄と塩酸displacementNa₂SO₃ + H₂SO₄ → Na₂SO₄ + H₂O + SO₂
亜硫酸ナトリウムと希硫酸酸化還元H₂SO₄ + BaCl₂ → BaSO₄ + 2HCl
硫酸と塩化バリウムdisplacement
H₂S(硫化水素)の化学式について
H₂Sは硫化水素の化学式で、水素2つと硫黄1つから構成されます。水と似た折れ線形の分子構造ですが、硫黄は酸素より電気陰性度が低いため性質は大きく異なります。
硫化水素の危険性
硫化水素は空気中の濃度が0.1%を超えると生命に危険です。無臭に感じる高濃度では嗅覚が麻痺するため、硫黄臭がしなくなった場合がかえって危険です。