NaCl
塩化ナトリウム
ナトリウムと塩素からなるイオン結晶。食塩の主成分で、生命維持に不可欠な物質。
塩
身近な場面
食塩として料理の味付けに毎日使われています。冬は道路の融雪剤として散布されるほか、石けん製造時の塩析にも使われます。点滴の生理食塩水(0.9% NaCl水溶液)は医療に欠かせません。
NaClが登場する化学反応式
NaHCO₃ + HCl → NaCl + H₂O + CO₂
炭酸水素ナトリウムと塩酸displacementHCl + NaOH → NaCl + H₂O
塩酸と水酸化ナトリウムの中和中和Na₂CO₃ + 2HCl → 2NaCl + H₂O + CO₂
炭酸ナトリウムと塩酸displacement2NaCl + 2H₂O → 2NaOH + H₂ + Cl₂
食塩水の電気分解分解2NaCl + 2H₂O → 2NaOH + H₂ + Cl₂
塩化ナトリウムの電気分解分解2NaCl → 2Na + Cl₂
塩化ナトリウムの溶融塩電解分解
NaCl(塩化ナトリウム)の化学式について
NaClは塩化ナトリウムの化学式で、ナトリウムイオン(Na⁺)と塩化物イオン(Cl⁻)がイオン結合で結びついた結晶です。組成式で表され、分子式ではありません。
食塩の結晶構造
NaClの結晶は、Na⁺とCl⁻が交互に規則正しく並んだ立方体構造(岩塩構造)をしています。この構造は結晶構造の基本例として化学の教科書でよく紹介されます。