HCl
塩化水素
水素原子1つと塩素原子1つからなる化合物。水に溶けると塩酸となり、強酸性を示す。
酸
身近な場面
塩酸は工業用の金属洗浄やpH調整に広く使われます。胃液にも塩酸が含まれており、食べ物の消化を助けています。トイレ用洗剤(サンポールなど)にも塩酸が配合されています。
HClが登場する化学反応式
2HCl → H₂ + Cl₂
塩酸の電気分解分解MnO₂ + 4HCl → MnCl₂ + 2H₂O + Cl₂
酸化マンガンと濃塩酸酸化還元NaHCO₃ + HCl → NaCl + H₂O + CO₂
炭酸水素ナトリウムと塩酸displacementHCl + NaOH → NaCl + H₂O
塩酸と水酸化ナトリウムの中和中和FeS + 2HCl → FeCl₂ + H₂S
硫化鉄と塩酸displacementH₂SO₄ + BaCl₂ → BaSO₄ + 2HCl
硫酸と塩化バリウムdisplacement
HCl(塩化水素)の化学式について
HClは塩化水素の化学式で、水素原子(H)1つと塩素原子(Cl)1つから構成されます。HClは気体の状態では塩化水素、水に溶かした水溶液を塩酸と呼びます。中学2年の理科で学ぶ基本的な化学式のひとつです。
塩酸と塩化水素の違い
塩化水素(HCl)は純粋な化合物の名称で、常温では刺激臭のある無色の気体です。これを水に溶かしたものが塩酸です。塩酸は強酸に分類され、金属と反応して水素を発生させます。